POEM2

□絵
1ページ/3ページ

ああ

僕は君に恋をした

絵の中の美しい君

薔薇のように赤い唇に

桃のような薄ピンクの入った肌に

長いマツゲに

何でも見透かすようなその瞳に

僕はやられた

絵の中の君

美しい君

ああ

なんて美しいのだろう

君をきつく抱きしめて

甘い甘いキスをして

体中に愛撫して

君の暖かさを感じたい

僕だけのものにしたい

絵の中の君は美しいから

ああ

その中から出ておいで

僕がその冷え切った体を暖めてあげるから
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ