POEM2

□あなたからの言葉
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好きだよ

なんてそんな言葉・・・

只の言い訳かと思ってた

アタシは好きなんて言われたってすぐに心動くような

そんなヤワな女じゃない

そう思ってた

なのに

あなたの口から洩れる幾つもの言葉

それはアタシにとって大きな意味をもつようになった

あなたから初めて目の前で好きだよって言われた時

アタシはどうかしてた

体中がリラックスして力が入らない

見つめられても見つめ返せない

なんだかすごく心臓がドキドキするから

この鼓動は何?

何度も自分に問いかけた

“あなたが好き”

そういう言葉を恥ずかしくて言えない自分に傷をつけたい

でも

傷をつけることができない

傷をつけたらアタシがあなたを裏切ることになるから

それだけは嫌だった

でもあなたは言ったよね?

傷をつけたくなった時電話してくれれば良かったのにって

アタシ甘えてられないの

あなたに甘えてたら本当の自分が出てきそうで怖い

突然泣きたくなるのも全部あなたが優しいから

私の我慢してた心を全て取り出してしまうから
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