和歌

【お】 1件

【おくやまにもみぢ踏み分け鳴く (おくやまにもみぢふみわけなく)】
全文:おくやまにもみぢ踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋はかなしき
読み:おくやまにもみぢふみわけなくしかのこえきくときぞあきはかなしき
作者:猿丸大夫
記載:百人一首(5)
歌意:萩紅葉を踏み分けて奥山へ帰ってゆく牡鹿の声をきくとき、秋はわけてももの悲しい思いがする。(一般には、上句の部分を、奥山に散り敷いた紅葉を踏み分けて鳴く、と解している。)



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