書庫-壱-


□狡猾ナ制裁
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「これ、お前の好きな色だろ」

ゆっくりとベッドへ戻ってくる政宗は、手で15センチくらいのリボンを幸村に見せる。

「前によ、女からプレゼントだとか言って貰った箱についてたんだ。」

未だに政宗の意図するところが分からない。

「とっといたわけじゃねぇんだけど、どうせなら何かに使おうかと思ってよ」
「えっ・・やぁっ!!政宗、ど、の」

そう言うと、赤いリボンを幸村の淫らな露で濡れた場所へと絡めた。
不思議な感触が体中に流れる。

「や、はぁ・・んんっ、い」

茎の下にリボンをちょうちょ結びを作り、少しキツめにした。
幸村は一度萎えたものとはいえ、少なからず興奮した状態での、その仕打ちは辛い。

「折角のリボンが幸村のでベトベトになっちまった」
「んぅ、はぁ・・ああ、や」

リボンの結び目から上へと、政宗は指をなぞるように絡める。
それだけで、また、幸村のモノは少しずつ頭を擡げ始めた。

「これなら、しばらくイかなくてすむだろ?」
「な、や・だ・・あっ」

政宗は更に淫獄へと落とすつもりなのか、括られたままの幸村のムケた先を、音をたてて吸う。
じゅる・・と厭らしい音が部屋に響く。


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