書庫-壱-
□狡猾ナ制裁
6ﾍﾟｰｼﾞ/15ﾍﾟｰｼﾞ
内股になっているスラリと伸びた足を、政宗は自分の体を押し込み、閉じないようにした。
「丸見えだぜ・・」
愛撫する指は止まらない。
「や、はぁ、あぁん、・・ああっ」
ガクガクと幸村の足は震えだし、快感と羞恥心で思考もままならなくなっていた。
政宗は絡めていた指についた幸村の液を、見せつけるように舐めとる。
「何もしてねーのに、こんなの零しやがって淫乱だな」
「ち・・がっ・・」
「もっと出させてやるよ・・」
濡れそぼったソレに口元に近付け、ちゅ・・とキスをする。
「ひゃう！」
「幸村は舐められる方が好きだよな？」
整った顔がまっすぐと自分を見つめていて、自分の恥ずかしい部分を弄られている。
幸村は限界に近かった。
いつも以上に追い詰められた状態で、あますとこなく愛撫されることに、感じてしまっていた。
こんなの嫌なのに・・
政宗はクチュクチュと口に含んだ幸村の小さめの肉茎を、厭らしい音をわざと聞かせるように激しく嬲る。
「や、やぁ・・はっ・・んぅ、んぁ」
時々あたる歯に嬌声をあげさせられる。
まるで、美味しいケーキを食べるように、丁寧に溢れる液を舐めとり、追い詰めていく。
「幸村の・・甘いぜ」
「や、だぁ・・・もぅ、でちゃ・・」
「一回出すか？いいぜ？ホラ・・」
そう政宗は言うと、もう一度幸村自身を口に含み、一気に吸ってやる。
ジュ、チュ、ジュチュゥウウーーーー
「んん、やぁぁーーーーー！！」
.