小説
□怪しい2人…
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只今、某バラエティー番組収録中。
なのに、俺の首に腕を絡ませて抱き付いてる奴が…
――そう、それは・・・、
ミヌっ!
「おいっ!ミヌっ!!なにどさくさに紛れてくっついてるんだよ。今収録中だぞっ!?
周りにたくさん人いるだろ!
バレるだろっ!離れろよっ!」
と、もちろん小さな声で。
『なぁ〜に怒ってるのぉ〜?
大丈夫だって!なにそんなに心配してるわけぇ〜。バレないバレない。
だって、これバラエティー番組だよっ!
それに、同じチームだし、ねっ!!』
なにが、「ねっ」だよ。
くそぉ〜、しかもすっげぇ〜笑顔で!
畜生っ!可愛いすぎるっ!!