短編小説

□羽入の1日
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あうあう〜、はじめましてなのです。

僕は羽入と申しますのです。

1000年前から雛見沢に住んでいる神様なのですっ!


でも僕の姿は梨花にしか見えなくて、今までの世界ではずっと梨花と暮らしていましたのです。


なぜか梨花は昭和58年6月に殺される運命に縛りつけられていますのですよ。


僕の力で殺されるたびに雛見沢に転生をしていますのですが、けっきょく運命を打ち破れないまま・・・何も変わらないまま100年が過ぎてしまったのです。


100年もの間、生と死を繰り返してきた梨花はすっかり性格が悪くなってしまったのです。

あぁ・・・100年前はあんなに素直で良い子だったのに・・・。


けど、今回の世界はちょっと違うのですっ!

僕の姿が梨花以外の人にも見えるようになって、さらに今までは現れなかった新たな登場人物がこの“死の運命を廻る戦い”に参戦したのですよ!


・・・そして、僕は1年ほど前からその人と一緒に暮らしているのです。


この前目覚まし時計を寝ぼけて握り潰してしまったので、今は僕が起こしてあげてるのです。


あ、もうこんな時間!


早く起こさなくちゃ〜なのですぅ!!
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