古典の日
「ねぇ皆ァ、古典の日って知ってるゥ〜?」
「何それ?」
「知らなーい」
「俺も」
「右に同じ」
「今年成立した新しい記念日のことよォん。…あ、日付は11月1日ね。
残念ながら国民の祝日にはならなかったみたいだけど」
『へー』
「何よ、反応薄いわねェ」
「別にどうでも良いしな」
「まあ実際そうだけどさ、仮にも祝日擬人化としては関心を持つべき話題だね」
「お祝いしておく?」
「祝日になったわけでもないし、しなくて良いと思うよ」
「つーかさ、その古典の日?‥って祝日になったら逆に不便じゃね?」
「ええっ!?何でよォハロウィンちゃん!」
「古典の日は1日なんだろ?その翌々日って文化の日で国民の祝日じゃん。
休み、平日、休みって交互だと逆にダルくね?有給とか休み取れる社会人ならともかく、学生的に休みは嬉しくても実際メンドいだろ」
『ああ‥たしかに』★fin★