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□Crazy Love
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君が好き

好き過ぎる

好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き

愛しくて、堪らない



"狂ってる"





以前誰かがそう言っていた気がする

勿論君じゃない
君もボクを愛しているんだから
ただ、それ以上にボクが君を愛しているだけ

君がそんなコト言うわけないし
ボクが君の声を分からない筈がないんだ


『あなた…狂ってる、よ…』

「ふふ…そうかもね
でも………




君がそんなコト言うなんて許さないよ」


君はボクを愛していて
ボクは君を愛しているんだから

君がボクを狂ってるって言うのは、ボクの君へのの愛を否定するってコトでしょ?


「ボクは君を愛しているのに…ボクを愛してくれない君なんてイラナイよ」

『え…』

君は明らかにボクに怯えてる

ボクはそれでも君が愛しいんだよ?

「ねぇ…さっきの言葉、冗談だよね?

ボクのこと愛してるでしょ?
ボクの愛を否定しないで?

ボクと君は愛し合ってるんだから」

君が怯えない様にそっと抱き締めると、髪から甘い香りがした

「愛してるよ」

小刻みに震える君が落ち着く様に囁くと、君の腕が背中に回されて思わず口元が緩む

ほら、やっぱり…君もボクを愛してるんでしょう?


『あ…あいして、る…』


そう呟いた声が泣きそうだったのは、泣きたくなるくらい君がボクを愛してくれている証拠

嬉しさのあまりに口付けをすると、君は一筋の涙を溢した





crazy love

(気の狂った愛情)

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