スマブラ短編

□顔合わせのはずが...
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「めそめそしないのルイージ!」


ピーチがルイージをたしなめた。


「ガハハハッ!!やはりこの大会はワガハイがいないと成り立たんな!そうだろマスター?」


「いや、正直お前とルイージは招待するか迷ったぞ。まぁ、ついでだな」


マスターはサラッと言う。


「おい!ワガハイはオマケか!?緑のヒゲはともかく!このワガハイが!?」


クッパは怒りをあらわにしている。ルイージは出れただけで嬉しい様で、経過はどうでも良いらしい。


「あー、うるさいうるさい。ほら、まだまだ戦士たちは来るぞ。」


ピシュンッ!!


次に現れたのはリンクたち3人だ。


「リンクじゃないか!」


「マリオさん!お久し振りです!」


「ゼルダも久し振りね♪」


「えぇ。ホントに。」


それぞれが再会を喜ぶ中、いがみ合っている2人がいた。


クッパと睨み合っている男の名は、ガノンドロフだ。


「ふんっ、貴様も来たのか。」

と、いきなり攻撃的なクッパに対し、


「それはこっちのセリフだ。なんで貴様のようなアホでマヌケでドジで下品で弱くて嫌われ者な奴がいる?」
と、ガノンは冷静に、しかしかなり酷いことを言っている。


一同「あ、あまりにも言い過ぎだっっ!!」


「………ワガハイっ……」


クッパ完全敗北。


見るに見かねたマスターが止めに入った。


「ま、まぁその辺にしとけ...ほら、次の奴等が来るぞ。」

ピシュンッ!


次に現れたのはカービィたちの3人だ。


「カービィ!久し振りだな!」


「あ、マリオ達だ!おっひさ〜!」


カービィは元気いっぱい手を振る。


「あの、後ろの2人は?」


ルイージがカービィの後ろにいる見知らぬ2人を気にしていると、マスターが説明してくれた。


「今回からの新メンバーだ。みんな仲よくな。」


「ワシの名はデデデ大王だ!プププランドの大王だぞ!」
デデデと名乗ったその巨漢は自慢げに言う。


「まぁ、自称だけどね〜♪」


カービィがちゃちゃを入れるとデデデは余計なことを言うな!とカービィをたしなめた。


「フフッ♪笑 そちらの方は?」


ゼルダはその光景を見て笑いながらもう1人の方に尋ねた。


「私の名はメタナイトと申します。お初にお目にかかります。さて、マスターハンド殿、この度は私のような一介の剣士などにこれ程素晴らしい機会を与えて下さった事、心より感謝申し上げます。」


メタナイトの何とも礼儀正しい態度にマスターも困惑している。
「あ、あぁ、まぁ、堅苦しい挨拶は良いから、もっとくつろいでくれ。な??」


「ありがとうございます。」


「れ、礼儀正しい奴だな...」

正直みんなも若干ひいている。
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