スマブラ短編

□マリ太郎
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【マリ太郎】



昔々、あるところに、マリ太郎という青年がいました。

ナレーション

ある日、マリ太郎が海岸を散歩していると、そこには珍妙な光景がひろがっていました。



緑色の青年が大きなカメにいじめられています。



「ルイージのくせにワガハイを蹴飛ばすとはいい度胸だなぁ!!アァ!?」



「ご、ごめんよクッパ!」



それを見たマリ太郎は、



「こらぁ、やめろー!くらえ!ジャイアントスイーングッ!!」



「うわーー--あぁぁァ...!」

ボチャーンッ!




カメを海へ投げ飛ばしてしまいました。



「あ、ありがとう兄さ...じゃなくてマリ太郎さん!」



「いやいや、当然のことをしたまでさ。ところで、ルイージという名の君。」



「何?」



マリ太郎はカメから助けたお礼にと、ルイージにあるお願いをしました。




「竜宮城につれてって。」



「えぇっ!?でもそれはクッパの役...あ、でもそのクッパがいなくて...つまり...えぇぇぇ!!!???」



「さぁ、Let`s go!!」



マリ太郎は無理矢理ルイージの背中に乗り、海へ飛び込んでしまいました。



「∞£%♂※÷°℃@″☆!!!!!!」



「‡∝∽⊃∃≫≪○●※←↑!!!!」



マリ太郎とルイージは窒息しかけながらも、命懸けで竜宮城にたどり着きました。



そこはとても美しく、まさに鯛やヒラメの舞い踊りです。向こうからはこの城を治めるピーチ姫がやってきました。



「ようこそ竜宮城へ、さぁお土産の玉手箱をどうぞ。」



ピーチ姫は大小二つの玉手箱を二人に差し出しました。


「え!もう帰らされるの!?」



「姫!この後の展開は!?」



「それがね、台詞忘れちゃったのぉ〜、テヘッ☆」



「「姫ぇぇーーーー!!!!!!」」
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