真昼の夢

□トキメキ戦場デートで捕まえて☆
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「それでは皆の者、行くぞ!」

その日陸抗は久し振りに戦場に出た。メンバーは軍師周瑜を筆頭にR孫権、R周泰、R太史慈、張昭、R陸抗。の五人。
練習も兼ねて牛金軍と対決することになっていた。

「何だか嫌な予感がします。抗、気をつけるのですよ?」
「はい、父上。」

別の戦場に向かった陸遜と別れ、陸抗は兵を引き連れ周瑜の策通りに陣を張った。
前方には周泰と張昭の築いた柵があり、その柵の向こう側に敵の陣が見える。

「父上の名にかけて、この戦負けられません!!」

陸抗は自らも弓を構え始まりを告げる銅鑼の音を待った。



一方別の戦場に向かっていた陸遜はやはり嫌な予感がして仕方なかった。なんと言うのか、虫の知らせというか…

「まさか陸抗に悪い虫が…」

たとえ計略が変わろうとも大切な息子である陸抗に手を出す者には容赦はできない。
大切に育て過ぎたのか、陸抗は若干ずれたところがある。例えば代表例として、子供はコウノトリが運んでくると思い込んでいたりする。しかもソレを三国合同の宴会の時にポロリと言ってしまったものだから、様々な人物に狙われているという噂も…

「抗が危険です」

陸遜は孫策に事情を話し戦場を後にした。




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