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□イオンの初デート!
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みなさんは初めて『デート』したときのこと、覚えていますか?
私の相手は(少し腹黒いんですけど)純粋で天然で、そういうことにとっても疎いんです。
いや、疎いと思ってました。
§イオンの初デート!§
「イオン様ぁ〜!!…もう、どこに行ったんだろ。」
こんにちわ!それともこんばんわ?
導師守護役として日々奮闘中のアニス・タトリン奏長です☆
只今私はイオン様を教会中くまなく捜索中で、今は夕日差し込む礼拝堂です!
ってか、イオン様ってば最近急にいなくなったりするんです…。
…心配になる、じゃないですか。
「もう、イオン様のバカ…。」
「すみません。」
「ってイオン様あぁ!?い、いつの間に!!?」
「僕を呼んでいた辺りからですかね?」
気配を消すなんて…あなたは何者ですか?
「僕は僕ですよ?」
「はぅあ!?」
こ、心を読まれた!?
「ふふっ、心なんて読めるわけないじゃないですか。」
現在進行形で読んでるじゃないですか…。
相変わらず不思議な人です…。