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□四季花祭り〜歓喜ノ舞〜
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闇に生きる隠れ里。『ミズホ』



しかしミズホ固有の独特な文化はそんな闇に生きる者たちのイメージを壊すような華々しい様々な行事や伝統がある。







その内の1つ。



春の祭り。



『花見』




















§四季花祭り〜歓喜ノ舞〜§
























「ん?なんだこりゃ?」


ゼロスは山のようなプレゼントの中に1つ、見かけない形の手紙のようなものを手で摘む。


普通の封筒や便せんに包んだものではなく手紙自体を紙で巻いて折り畳むことで中が見れないようにした、いわゆるミズホ式の手紙だ。


ゼロスは何度かしいなからテセアラ王への手紙を渡されたことがあるから見覚えがあった。




「なぁセバスチャン、この手紙っていつからあった?」


通りかかった自分の執事に問う。


「…失礼ながらゼロス様。私の管理してる限り、そのような手紙があったことは存じておりませんが…」


「そうか。」


とりあえずゼロスはそれを自室に持って帰って読むことにした。
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