不二周助



「寒くない?」

買い物が終わり、夕食も外で済まして少し遅くなった帰り道。


「夜はまだ冷えるからね。ほら、手、貸して。」



差し出した手を周助は、自分の春物のコートに入れる。


「今度はお花見に行こうね。」


その時はまた、ポケットの中で手を繋いで……




いつも
ありがとうございます☆






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