05/11の日記

00:38
カナカナ カナカナ
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「あうあう〜」


場所は雛見沢


そして、今現在、気の抜ける様な声を出して居たのは


「幸せなのです〜」


雛見沢で崇められている神様


オヤシロ様の羽生である


「やっぱり、甘い物は素晴らしいのです〜」


口回りに生クリームをつけている雛見沢の象徴


『……コレがねェ』


ジンは人差し指で羽生の頬っぺたを突っつく


「ジン!コレ呼ばわりは酷いのです!
神権侵害なのです!!」


『神様に法もへったくれも無いだろ…。
取り敢えず、俺のシュークリームやるから落ち着け』


「しょうがないから許してあげるのです」


羽生は即答


ジンがこの雛見沢に着いて





この【世界】に着いて3日が過ぎていた


初日に園崎家へ連行され、色々あって雛見沢で住む事を許された


そして、適当な家が見つかるまでの間、この家に住む事に成ったのだが


「さあ、聞かせてもらえるかしら…貴方が何者なのか?」


ジンに問い掛けるのは、黒髪の少女、古手リカ


『や、だから、思春期特有の悩み多き、ただの中学生だからね俺…


ドゴ!


ふざけた感じで返すジンの顔面をリカの足が捉える


『ふぉぉぉ…普通、女の子が男の顔面を蹴るか…?
パンツ見えたぞ…』


「あんたがふざけるからよ」


「ジンは助平なのです」


『俺!?俺が悪いの!?
ああ!?しかも、羽生!!
お前、明日のおやつまで食ってんじゃねぇか!?』


「大丈夫なのです。食べたのはジンの分だから、明日の私の分はあるのです」


『何が!?何が大丈夫なの!?
んなに食ったら太るぞ!!』


「なッ!?ジンは失礼なのです!
女の子に対してデリカシーが無さ過ぎなのです!!」


羽生はジンに飛び掛かる


「…」


リカはその光景を見て溜め息


そして、思う


なんなのこの世界は


羽生は実体化


そして、浅田ジンと言う存在


今まで体験してきた何百、何千回という世界で一度も出逢った事の無い存在


……最後の駒


リカの頭に浮かんだ言葉


繰り返される世界


自分が最後に殺される世界


その輪廻の呪縛から抜け出す為の


リカはジンを見る


ジンは羽生の相手であたふたしていた


悪い奴で無い事は羽生のなつき方で解る

…最後の希望に成りうるかもしれない人間


リカの胸に小さな希望が生まれつつあった



☆コメント☆
[イリヤ] 05-12 20:25 削除
いや……こんなの書く暇があるなら、エヴァ更新してよ。

[天翔] 05-13 00:25 削除
別に暇な訳じゃない

日記のネタが無かったから、昔書いた文を貼っただけ

日記の所要時間、五秒

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