詩
□雨・君・光
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雨雲が
空にかかり
灰の世界を創りだす
灰色の彼方から
降りてくる
雫は
君の
悲しみのよう
とめどなく流れ
降り注いでは
頬をつたい
身体を撫でる
大粒の雫が運ぶ
苦しさ
嬉しさ
痛み
快楽
雨音が
君の気持ちを
奏でるようで
普段は嫌いな
光景も
心地よくて
堪らない
.
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