五天神柱
□五天神柱C
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しかし一瞬は一瞬…プラルは再び地獄の底へと蹴落とされた
プラル「スフェル…酷い…」
スフェル「気付け、お前とミノルとススムは学校帰りだろ!ったく、普段から武器位持ってろよな!」
プラル「スフェル…普通の男子中学生が学校に大剣なんて持って行ったら…人間性を疑われると思うよ?気のせいかなぁ…?」
ミノル「スフェル〜それは無理だよ…僕たち一応普通の中学生なんだよ?」
その言葉にスフェルは…
スフェル「馬鹿野郎!」
プラル&ミノル「!!!!!」
いきなりの怒鳴り声に隙あらばススムを掻っ攫おうとタイミングを見計らっていたシルスも…
シルス「ぬおぉっ?!…なんなのですか、いきなり…」
ススム「…スフェル…?」
スフェル「お前等一年前まで冒険に行ってたんだろう?!それだったらいつどこで何が起こるか予想出来ない、突然対処できないって事は分かっている筈だ!!なのになんでナイフでもレイピアでも持ってないんだよ!!
ススムは仲間じゃなかったのか?!どうでもいい存在だったのか?!ここでススムがあんな【馬鹿】に掠われてもいいのか?また…心を闇の中へ閉ざさせてもいいのか…?」
そこまで言うとスフェルは黙ってしまった