百恋詩
□序章
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――これは数年前の話。
「妖力を持つ人間…、ですか?」
金髪の男、玄奘三蔵法師。彼は三仏神を前にどこか微妙な表情を浮かべていた。
「感情が高ぶると何をしでかすかわからない。早急に見つけ出して保護しなさい」
「…御意」
序章
妖力
をもつ少女
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