ジグソーパズルⅡ
□標的75
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「う゛ぉおい!!やっと見つけたぞぉ!!クソガキがぁ!!」
「ちょっとスク隊長！いきなり喧嘩腰にならないの！」
「ほんと短気だな隊長」
店に入ってくるなりわやわや騒ぎ始めるスクアーロたち。山本はいつものように笑ってそれを見ていた。
「ルナぁ、帰って一緒に寝ましょ♪久々でしょ？小さい頃はよく寝たものね」
「しゃーなし帰ったら王子が遊んでやるよ♪」
「戻ったら僕のほんとの姿について話してあげる」
「帰ったらいっしょにスクアーロを殴ってやる」
上からルッスーリア、ベル、マーモン、レヴィ。各々が考えた凜を説得する言葉である。
「ルナ！」
『！』
突然大きな声で呼ばれ凜は驚いた。
「添い寝でも遊び相手でもなんでもしてやる。だから帰るぞぉ、お前の兄貴も待ってる」
スクアーロは手を差しだした。凜は山本に目をむけた。
「ツナのことなら心配ねぇぜ。オレも獄寺もディーノさんもついてるしな♪」
『…ありがとう、武』
「おう(笑)」
凜はスクアーロの手をとった。
『かえろっか、みんな(笑』
(おんぶ)(またかぁ!!)(いいじゃんケチ)(んじゃ隊長、オレもおんぶ)(う゛ぉおい!!おかしいだろぉ!!自分で歩けぇ!!)
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