ジグソーパズルⅡ
□標的73
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「Σひっ、人っ!?」
『誰？』
凜やスクアーロ達は武器を構え戦闘態勢にはいった。
「うっかりみなさんの部屋の番号を忘れてしまって、へへ。外から覗いてたんですフフ」
その男は白黒のチェック柄の靴や手袋をした男。手には同じようにチェック柄のケースが握られてあった。
「私は虹の代理戦争を企画した者の遣いで尾道(ヲノミチ)と申します、フフッ。虹の代理戦争をより具体的に説明しに参りました、ハハッ」
「う゛ぉおい!!なんだその喋り方はぁ!!ふざけてんのかぁ!!」
「すいません笑い上戸でして、でへっ。えっと何の話でしたっけ？」
「ちょっと失礼します」といって尾道は左手の手袋をはずした。その手には文字がたくさん書かれてあった。
「ああそうでした！虹の代理戦争のルール説明ですね、へへ」
彼は手にかいた文字を見ながら言った。どうやら相当忘れっぽいようだ。
「そうだ、まずはこれだな。ヒャハッ」
『ずっと笑ってるね…』
「大丈夫なのかぁ？あいつ」
「今回の代理戦争では各アルコバレーノとその代理の方を合わせた集団を“チーム”と呼ばせていただきます。
各チームにはひとつずつこの箱をお渡しします」
尾道の手には先程から持っていたチェック柄のケースだ。
「中身はどの箱も全く同じです。
今回は説明用にリボーンチームの箱を開けてみてみましょう、フフ」
「あれって…」
『腕時計…？』
(酒)(飲み過ぎだよ)(…酒)(ダメ)(かっ消す)(スクー！)(勝手に飲ませとけぇ!!)(はーい)(保護者だ…)
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