ジグソーパズルⅡ
□標的68
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「マフィアの掟だと？」
「そうだ」
これはさっきのⅠ世の記憶の続き？
「ボンゴレとシモンがこの先争うようなことがあれば我々が罰を与える」
「何を言っている。お前達には関係のないことだ！たとえ掟の番人であってもな」
「そうはいかない。とくにジョット君はね」
大きな復讐者の肩に乗っている透明のおしゃぶりをつけた赤ん坊。彼がバミューダ？
「おしゃぶりを持つ我々アルコバレーノとボンゴレはずっと未来まで絡み合う運命なんだ。君の子々孫々までね」
「アルコバレーノ!?なんのことだ」
「ジョット、いいさ。彼らに誓おう。オレ達のファミリーは未来永劫いがみ合ったりしないと」
「コザァート！」
「破らなければいいんだ。オレは子供たちを信じている」
もしかしたらシモン＝コザァートはボンゴレⅠ世よりもずっと友達想いのお人好しなのかもしれない。
「もし誓いが破られた時にはボスと守護者が誇りをかけて戦い敗者は死ぬまで投獄することにする」
「いいだろう。ただし条件がある。
各対戦ののちにボンゴレとシモンにあった本当の歴史を子孫たちに聞かせてほしい」
「それでも最後まで両ファミリーの憎しみが消えないなら煮るなり焼くなり好きにすればいいさ。
だがまた再び両ファミリーが真の友情を取り戻せたならば」
「誓いが守られた証としてその意志はひとつとなりオレ達の炎を灯す!!」
凜 side 終了