ジグソーパズルU

□標的55
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「よーし!みんな揃ったね。ボンゴレ匣は未来に置いて行ってもらう。取り外してくれ」


入江に言われたとおりツナたちは各自匣兵器をおく。ボンゴレ匣へほかの匣から出てきた動物達は皆別れを悲しんだ。


『シルバ、今までありがとね』

「何言ってんだ?また会える」

『そだね(笑)バイバイはいわない』


そういって顔を見合わせて笑うリオルと凜。


『またね』

「あっさりした別れ方だね」

『マーモン』


凜のまえに現れたマーモンはちょこんと凜のうでのなかに。凜は嬉しそうに笑う。


『なんだか嬉しいな、マーモンは変わらないや』

「当たり前だよ」

『でも大人のマーモンも見てみたいかも』

「いつかね。その時は見物料もらうけど」

『…ねぇ、マーモン』

「なんだい?」

『都亜に、会えるかな』

「……」


凜の表情を見たあとマーモンは凜の腕をすりぬけ彼女の額を小さな手でたたいた。


『……(驚』

「会えるかなじゃなくて会うんでしょ?」

『…うん(笑』


幼いころから凜を見てきたマーモンだからこそ彼女がどれほど都亜に会うことを望んできたか知っている。



「じゃあタイムワープを始めるよ!別れを惜しんでたらきりがないからね。アルコバレーノは過去のマーレリングを封印してすぐここへ帰ってくる予定だ。

では…本当にありがとう」



「…さよなら(苦笑」



「タイムワープスタート!」






このタイムワープの時、

ユニとアルコバレーノはいろんなプレゼントをくれた。


ひとつはマーレリングの封印。そして一緒に戦った仲間達の未来の記憶を過去の彼らに伝えられた。


さらに特別にナッツ達ボンゴレ匣を一緒に過去へ連れてきてくれた。ヴェルデというアルコバレーノの天才科学者の技術でいままでよりずっとコンパクトになって。



































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