ジグソーパズルⅡ
□標的47
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『で？どこへ逃げるの？』
基地を出たツナ達は作戦会議を開いていた。
「街には既に何人かの六弔花がいると考えたほうがいい。どーやってユニを守るんだ？ツナ」
「こ、この場合…ユニをどこか安全な場所に隠さないといけないんじゃ…」
「正解だわ」
『でも隠す場所はどうするの？』
「黒曜ランドや凜様の家はリストに乗っている故危険です」
「じゃあ…」
「あ、ハルの知り合いに不動産屋のおばあちゃんがいるんです！隠れ家にいい物件があるから家出するときは言ってねとよく言われました」
「案外盲点でいいかもしんねーな」
リボーンの言葉に喜ぶ京子とハル。ツナはいまいち納得いかない表情だが行くあてもないため不動産屋へ向かうことにした。
――ゴゴゴゴ…
『！伏せて!!』
いち早く危険を察知した凜がハルと京子を頭をおさえて叫んだ。
ドガァッ
アジトが派手に爆発した。同時にツナ達の無線にスクアーロから連絡が入った。
≪思ったより早くケリがつく≫
『｢！｣』
≪ユニを連れて少しでも遠くへ逃げろぉ…≫
『スクアーロッ!!』
無線が切れたと同時に再び大きな爆発がおこった。凜の顔はいっきに青ざめた。
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