ジグソーパズルU

□標的44
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並盛神社にはすでにツナ達がチョイスで使用する基地ユニットがあった。でも雲雀と山本の姿はそこにない。



「ふたりとも…」



ツナは心配げな表情を浮かべる。



「バカでかい死ぬ気の炎が向かってくる…」


「上です!」


『「!」』



夜月の声を聞きツナ達はいっせいに頭上を見た。そこは黒い雲が渦巻いていてなかから大きな機械が現れた。



「Σ白蘭!?」


『Σこわっ』


「あれは転送システム装置!」


「メローネ基地をごっそり動かしたアレか!!」


≪せーかい♪さすがボンゴレが誇る情報屋。先日やっと完成したんだよ≫



『じゃあ戦場はここじゃないんだ』


≪そのとーり。ただしこの転送システムはただでは作動しなくてね。君達に今日のチョイスに参加する資格かあるかどうか試す役割もかねてるんだ≫



皆頭上にある白蘭の顔をかたどった機械をみながら白蘭の言葉に首を傾げる。



≪ズバリ500FV!!それが君達をチョイスの舞台へ転送するために必要な炎圧だよ≫


「ご…500FVだって!?」

「MAXパワーのXBURNERの20倍だ!!」


≪転移装置を使うにはまだ炎圧が必要でね。その炎は君達に自分で用意してもらうのが筋だと思うんだ。あ、でもボンゴレリング持ってない凜ちゃんはやらなくてもいいよ。戦いさえ出てくれれば≫


『…』


「そんな…一方的すぎる!!」

「そんな炎簡単に出せるわけありません!!」



ジャンニーニやフゥ太は白蘭に言うが彼はいっさいそれを聞き入れようとはしない。



≪あ、脅すわけじゃないけどもしできなかったら僕は君達に失望してこの街をこうしちゃうかもね≫






























ドオンッ































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