幻影
□episode 03
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ル「何ィーッ!?蒼波がいない!?」
ゾ「ナミ!!嘘つくんじゃねェよ!!」
ナ「嘘じゃないわよッ!!」
サ「おい!!ナミさんを責めんな!!」
ウ「喧嘩すんなって」
チョ「どこ行ったのかな…?」
ロ「ほんとね…」
蒼波が居なくなった翌朝誰もが騒いでいた。昨日最後に話したゾロは誰よりも驚いていた。
そして勿論彼らが出した結論は…、
ル「蒼波を見つけて必ず仲間にするぞーっ!!」
「「おぉーッ!!」」
盛り上がる中ゾロは昨晩の会話を思い出し思い詰めた表情を浮かべる。
『仲間はいいもんだ』
『けど重荷に感じるときがある』
ゾ「(あいつは…仲間という存在を好ましく思ってない、か)」
そんなゾロに近寄りたずねたのはサンジ。彼もまた思い詰めた表情だ。
サ「昨晩なに話してたんだ?」
ゾ「…色々な」
サ「……」
それから3日後。
麦藁海賊団はモックタウンに到着したのだった。
(また会いたい)(そう思うのは)(何故だろう)
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