ジグソーパズルⅡ
□標的73
6ﾍﾟｰｼﾞ/6ﾍﾟｰｼﾞ
「時には三つ巴、四つ巴の戦いになるでしょう。５つのチームが結託して１つのチームを集中攻撃するのも可能です、フフ」
「な、なにそれ!!メチャメチャ怖いじゃん!!」
「私が代理戦争４日前のこのタイミングで遣わされた理由のひとつもここにあるのです。早いうちに説明しておけば各チームで同盟を組むなどの駆け引きもできるでしょう？」
「｢(同盟!!)｣」
「今度こそ説明は終わります。では私は帰らせていただきますフフッ」
「ボスさんよぉ、行かせていいのか」
「酒」
『もうないよ』
「(Σ飲みきったーっ)」
凜達の会話をきいてツナはそんなツッコミを心のなかでいれた。尾道はマイペースに部屋を出て行った。
「ボス…どうかな？同じボンゴレだし最初だけでも同盟を―「るせぇ」！」
「誰とも組まん!!かっ消す!!」
『｢(交渉決裂――!!)｣』
こうしてツナはビビりながら部屋を出て行った。
＊＊＊
「気を取り直してうまい飯でも食おうぜ」
「腹ペコだぞ」
「ヴァリアー怖くて生きた心地しなかったよ…」
『あれ、ツナ』
「Σ!!」
レストランにやってきたツナ達を待っていたのはヴァリアー。ツナは目が飛び出るほど驚いた。
『部屋が壊れたからレストランで食べることになったの』
「Σうそぉぉおっ!!」
各チームの代理戦争の前哨戦がすでにはじまっていた。
【番外編：食事戦争 につづく】
To Be Continued..