ジグソーパズルU

□標的71
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『修行…?骸と?』


「ええ。あなたの邪気の炎には興味がある。あなたもそれを使いこなしたいでしょう?」



話の内容は修行の誘いだった。凜は何とも言い難い表情を浮かべていた。



「今すぐに答えを出せとは言いません」


『…』


「それとのっとるなんてことは考えていませんので安心を」



骸は凜の手を取り手の甲にキスを落とした。



「返事は日本に戻ってから黒曜ランドで」


『…わかった』


「いい返事を期待しています(ニコ」


『……』









***









――日本 並盛。




「どこいくの?」


『Σ!』



帰国してすぐに凜はどこかへ行こうと家をでた。そんな凜を呼び止めたのは雲雀。



『きょ、きょうや…。なんでここに?』


「君は猫みたいだからね。目を離すとすぐいなくなる」



そう言うと雲雀は凜の首に光るものをかけた。



『何これ』


「あげるよ。写真は赤ん坊からもらったんだけどね」


『写真…?』



首にかけられのはロケットペンダント。なかをみると凜とよく似た黒髪の女性がうつっていた。



『この人…「君の母親らしいよ」!』


「生まれてすぐに撮った――」



凜はぎゅっと雲雀に抱き着いた。雲雀は驚いていた。



『嬉しい!ありがとうっ(笑)』



笑ってはいるもののその目には涙がたまっていた。そんな凜に気付いた雲雀はふっと笑みをこぼし返事のかわりにキスをした。



「で?どこ行く気だったの?」


『ん?骸のと――Σうわっ!?』




“骸”



という名前をきいて雲雀はトンファーを凜に振り下ろした。凜はそれをぎりぎりでよけた。



『あの、きょうやさん…?(汗』


「許さないよ、あんな男の所にいくなんて(黒」


『(Σ鬼が降臨した――!)』




これから暫く雲雀と凜の命がけの追いかけっこが行われたそうです。











(何をしているんです?おふたりとも)(止めてよ夜月!!)(骸のところにいくなんていうから)(Σなんで知ってんの?)(きいてました)(Σおいっ)































To Be Continued..
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