ジグソーパズルⅡ
□標的70
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「随分歩いたな…」
『見て』
「お」
凜達の目先には高い崖。凜達は簡単にそれを上っていった。
「たしかに悪くない自然の遊具だが普通のガキならぜってーこれねェな」
「やっぱフランは普通じゃなくてアホってことだろ？」
「まったくだびょん」
『びょん…？』
凜は嫌な予感満載でゆっくりと左をみた。そこには同じようにこちらをみている男が３人と女の子が１人。
『やっぱり骸…、とお仲間さん』
「Σおまけみたいにいう――Σぎゃんッ!!」
「凜!!」
『(Σ殴り飛ばしたっ)』
凜に文句を言う犬を殴って前にでてきた骸は目が輝いていた。凜は後退しスクアーロの後ろに隠れた。
「クフッ、照れ隠しですか？」
『Σ違うっ！』
「ほんとに可愛らしい」
『あたしの話きいてますー？』
「さぁ！飛び込んできなさい！」
『もういいや…』
「もう疲れた」と呟くと凜はため息をついて前をみた。そこは川があってところどころに石があった。
『スク』
「ん？」
『あれ』
「｢！｣」
川の真ん中にリンゴ頭をした少年がいた。
「相変わらずばあちゃんの弁当まずかったなー」
『(いきなり毒舌…)』
「さーてと、何してグレようかなー」
To Be Continuedd..