ジグソーパズルU

□標的48
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『あれ?そういやあのおじさんは…?』


「川平の奴ならとうの昔に出てったぞ」


『Σいつの間にッ』



気が付けばいつの間にかいなくなっていた川平。彼は“ひとつ貸しだよ”という意味のわからない置き手紙をおいて姿を消した。


「ランボちゃん、ハルと遊びましょうか?」

「やだプー。ユニー、遊んでー」

「おい!ユニを困らせるなよ!」


ランボはソファに腰掛けるユニの側による。ツナ達はそこでユニの顔色の変化にはじめて気がついた。


「顔色が悪いぞ、どうかしたのか?」

「カオがブルーだもんね!」

「クロームちゃんも気分がわるそうなの!」


二人とも顔を青くする。そばにいる凜の表情も少しずつ険しいものへとかわっていく。



『何かいる…』


「敵か!?」


「戦闘配置につけ!!出入口を固めろ!!」



獄寺の指令で動き出した場持つと了平は出入口に行き構える。



「違う…、もっとちかく…」


『ランボだ!』


「「!!」」


「ランボつぁんはね、今までみたいに外からせめて逃げられるの嫌だから内側に入り込んだよ」


『「!!」』



少しずつ本当の姿に戻っていくランボ。ランボに姿を変えていたものの正体はチョイスでツナが倒した男、トリカブト。
彼はユニのを捕えた。


「ランボ…、ソファのした!!」


イーピンはソファの下で縛られていたランボを見つける。そこではじめて山本達が出ていったときに現われたランボが偽物だと気付く。


「あっ!!」

「ユニ!!」


トリカブトは二人を抱えたまま不動産屋を出ていく。


『行かせるかっ!!』


「凜!」


凜はトリカブトのコートを掴みそのまま上空へと上がっていった。そんな彼女たちを追いかけツナ達も不動産屋の外へ。



「にゃはーっ!すっごい根性」


「まあ連れてこれたので文句はないですね」



そしてツナ達の前に立ちはだかったのは真6弔花のブルーベルと桔梗。




「さぁ、こっからはブルーベルが相手よ」






































To be continued..
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