小説庫(ロザリオとバンパイア)

□white christmas(月音×みぞれ)
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「ごめん、みぞれちゃん、キミの気持ちには…答えられない…」

12月…
陽海学園、屋上、冬空の下二人の男女が向かい合いながら立っていた
その一人は青野月音、もう一人は白雪みぞれである
そして、白雪みぞれは「フッ…」と鼻で笑いった…

「いいんだ…月音…気にするな…」

「みぞれちゃん…」

「そんな顔しないでくれ…悲しく…なるから…」

「…みぞれちゃん…」
みぞれは口元を歪ませながら、後を向き、出口に歩いていった

「みぞれ…ちゃん…」
月音は腰を抜かし、床に座り込んだ
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