*Novel*
□藍の雫◆玩具
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全裸になった彩那は胸と下を手で隠しつつ、ソファに座った。
「ほら、早く足を開けよ」
再度促してくる伊吹に従い、そっと…足を広げてゆく。
目の前に立った彼の視線に耐えられず、彩那は顔を伏せぎゅっと目を瞑った。
「もっとだよ。そんなんじゃ見えないだろ」
強めの口調にびくりと体を震わせ、限界まで足を開いた。
「素直に言うこと聞くなんて可愛いな。七斗さんが入れ込むのも仕方ない」
伊吹が床に膝をつき、彩那の腿の間に入ってきた。
胸の谷間に口付けられ、甘い吐息をつく。
桜色の二つの実を
左から右……谷間を通り抜け、伊吹の柔らかい唇が行ったり来たりする。
「ア……フッ…ンン…」
彩那の唇からは切ない喘ぎ声が洩れた。