マクロス腐小説
□※捧げ物 ミハアル
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「姫、姫っ」
とんとん、と肩を優しく叩かれて、姫━━早乙女アルトはゆっくりと目を開ける。
「…何だよ」
「べーつにー?ただ、俺のアルト姫が皆に見られてるな、って思っただけ」
くすくす、と笑いながらアルトの顔を覗き込むと、アルトは少し恥ずかしかったのか、目をそらす。
「ば、バカ…っ、て何だお前達!」
そのままミハエルが甘い空気で包み込んでくれると思い込んでいたアルトは、周りの様子に気を向けていなかった。
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