10月は雲雀さん
あなたに近づくにはとても怖くて。
あなたを見ているだけではとても辛くて。
あなたは孤高の存在。
誰にも懐かず、従わず、自分の道を独り歩く。
もしも、私がその隣りに立てたなら。
叶わない考えが脳裏に浮かぶ。
私はあなたが欲しくて。
でもあなたを縛りつけることはできない。
私はあなたに求められたくて。
でもあなたは誰も必要としない。
気がつけば、思いを吐き出していた。
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