過去拍手
□バサラ的史実絵巻
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<伊達男のHoney>
11歳で元服し"伊達藤次郎政宗"と名乗るようになった梵天丸こと奥州筆頭の独眼竜。
その独眼竜は13歳で田村清顕の一人娘である"愛姫"を正室として迎える。
そんな伊達家と田村家の縁談話は両家の父親同士が勝手に進めていたらしい。
何と、愛姫の父親が政宗を見て一目惚れ……じゃなく才を見抜き、
(こいつぁ、大きくなるぜ)
という事で「是非、うちの娘を政宗様の奥方に……」と半無理矢理に進めたらしい。
そんな事が勝手に決められ、愛姫の母親はどう思ったのか。
たぶん愛姫パパは後でママから色々言われたに違いない。
だって一人娘だもん。
そんな愛姫は政宗の一つ年下の12歳。
その名の通り見目麗しく、可憐で非常に可愛らしい少女だったようで……
「Shit!可愛すぎて手が出せねぇ」
と、あの伊達政宗に言わせたとか。
あまりに可愛いもんだから、成長するまで手を出さなかったという逸話まで残されているが、果たして真相はいかに。
「政宗様にしては珍しい光景でございましたな。生涯、奥方様には頭が上がらなかったので」
「Shit up! 小十郎!!」
確かに、二人の間に出来た最初の子供は、結婚から16年後の五郎八姫(いろは姫)。
愛姫が28歳の時だが、今とは時代も違う為、かなりの高齢出産だったと思われる。
それでも産もうと決意したという事は、子だけでなく政宗をも愛していたからではないかと勝手に想像。
「Ah?My Wifeの事だァ?」
たくさんの側室がいる中で、とにかく愛姫が好きで好きで仕方のなかった政宗様。
ある時は戦場から手紙を送り、ある時は一日中一緒にダラダラゴロゴロしていたとか。
おかげで側役の右目は胃をキリキリさせながら執務をこなしていたらしい。
朝鮮出兵の際にも手紙を送り、
「あ、これ、ついでにMotherに渡しといて」
という母親宛の手紙を愛姫に託していたとか。
毒殺されかけようが、忌み嫌われようが結局のところはマザコン政宗。
そんな政宗様が外国の女を側室に置こうが、可笑しな言葉を喋ろうが、ドーンと構えていた愛姫の器量には頭が上がらない。
しかも政宗よりも長生きし、更には銅像や肖像は独眼にしないように遺言を聞き届けたという出来た女。
「あんなにCuteな女、二度と現れやしねぇ。俺のHoneyはマジでイイ女だぜ」
とまぁ、とにかくベタ惚れ状態の政宗様でありました。
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筆頭の大好きな愛姫。
最初こそギクシャクしていたそうですが、晩年は仲良かったそうです。
筆頭も愛姫を大切にし、愛姫も政宗をよく支えたと伝わってますよね。
そんな史実をBSRに置き換えるとこんな感じだったかもしれませんねw
ですが、再度言っておきます!
文章は史実を元にした捏造一部ありですので、ご了承下さい<(_ _)>ペコリ
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