強欲な願い
□第9話 助っ人登場。
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あの後…リンはグリードと入れ代わり口を開いた。
『ぐ…「プライド」だ。
クソが…なんで、ここがわかった。』
『なんとしても裏切るのですねグリード。
もはや君は我々にとって邪魔者でしかない』
それを聞いた私は、グリードに言った。
『知り合いなの?』
『あ〜…一番上の兄ちゃんってところ?』
『という事は!!アイツは人造人間!!』
私は、そう言って鎧を睨みつける。
『こんにゃろ……アルに変装するとは…』
エドが、そう言うと…鎧が言った。
『変装ではありません』
そう言って影で頭を上に上げて中身を見せる。
『まぎれもない君の弟の身体です。』
それを見たエドが顔色が変わる。
『野郎…!!』
エドが、そう言っていた。
(あの顔は、どうやら本当らしいな…。)
私は、そう思って気持ちを入れ替える。
『グリードは、ここで始末させてもらいます。
鋼の錬金術師と氷瘋の錬金術師は一緒に来て、もらいましょうか』
そう言って鎧は頭を被りそして構える。