強欲な願い

□第8話 弟君の反抗期?
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階段を上ってきたのは

お婆さんだった。



『誰…このお婆さん?』


私、そう言ってお婆を
見た。


お婆さんは、女の人を
見て、こう言った。



『ウィンリィ?』


そう言われた女の人は
振り向いて…。



『ばっちゃん!』


と言った。



『……無事だったん
だね。』



『……ただいま、心配
かけてごめんね。』



『……で、あんたらは?』


そう言って私達を見る
お婆さん。



『お騒がせして申し訳
ありません。』



『ウィンリィさんの
護衛のブリックス兵で
あります。』


ブリックス兵の二人は
そう言ってペコッと
頭を下げる。



『私は、元軍人の佳奈
です。訳あってエド達と
同行する者です。』


そう言って私もペコッと頭を下げる。



『えっと……。』


気まずそうにダリウス達を見たウィンリィ。


それを紹介するエド。

次にウィンリィは、
グリードを見た。



『リン…は、なんだか雰囲気変わったね。』

ウィンリィは、グリードにそう言うと、エドが…。


『あ−……言って無かったっけ…。』


と、言った。


それを聞いたグリードが反応した。



『グリードだ、よろしくな。』


と、言った。



その後…。ウィンリィ達に私達の事を話した。
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