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【中岡慎太郎 (なかおかしんたろう)】
天保9年(1838年)、中岡家の長男として生まれる。
土佐勤王党に加盟するも、弾圧が始まると速やかに脱藩、長州に逃れる。
元治元年(1864年)、第一次長州征伐の際に西郷と出会い、以後薩摩と長州の和解のために奔走。
常に龍馬の先を行き、薩長同盟と大政奉還の必要性を龍馬より先に唱えていた。
薩土密約や薩土盟約の締結に尽力した後、慶応3年(1867)年7月に奇兵隊を参考に陸援隊を結成、自ら隊長となる。
11月15日、龍馬と共に刺客に襲われ二日後に死去。

【土方歳三 (ひじかたとしぞう)】
天保6年(1835年)、十人兄弟の末っ子として生まれる。
安政6年(1859年)、天然理心流・試衛館に正式入門。
新選組発足後は副長の地位に就き、京都治安警護維持の指揮命令をしたり、規律の遵守を徹底させた。
規律に背く者に切腹や斬殺をさせたことで、鬼の副長と呼ばれる。
慶応4年(1868年)、鳥羽・伏見の戦いで敗れたことをきっかけに、土方は戦う地がある限りどこまでも戦うようになり蝦夷へ向かう。
榎本武揚と共に箱館戦争で新政府軍と戦うも、状況は不利。
明治2年(1869年)、箱館総攻撃。馬上で指揮を執っていた際、銃弾に腹部を貫かれ落馬し絶命。

【陸奥宗光 (むつむねみつ)】
弘化元年(1844年)、紀州藩重臣・伊達宗広の六男として生まれる。
父がが藩内の政争で失脚し、江戸へ出て苦難の少年時代を送る。
神戸海軍操練所・亀山社中・海援隊に加わり、龍馬の右腕として活躍。
龍馬が暗殺されると天満屋騒動を起こす。
明治政府では外務大臣・枢密顧問官などを歴任。
明治30年(1897年)、死去。

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