辞典

【か】 2件

【勝海舟 (かつかいしゅう)】
文政6年(1823)年、旗本の長男として生まれる。
ペリー来航の際、海防意見書を提出し幕府に重用される。
万延元年(1860年)、日米修好通商条約批准のため太平洋を横断し、アメリカを視察。
幕臣でありながら徳川幕府の限界を感じ、日本海軍の創設を構想。
倒幕運動が活発化すると平和的解決を模索するようになり、江戸白無血開城を実現させる。
明治32年(1899年)、脳溢血により死去。


【桂小五郎 (かつらこごろう)】
天保4年(1833年)、藩医の次男として生まれ8歳の時に桂家の養子となる。
16歳の時に吉田松蔭の松下村塾の門下生になり、その後江戸へ遊学。
尊王攘夷思想に目覚め、長州尊攘派のリーダー格として活動する一方、開明的な外交論・富国強兵論を持ち合わせていた。
慶応2年(1866年)1月、薩長同盟を長州藩代表として締結し、証人として龍馬に裏書きを要請。
木戸に改名した後、新政府では参与となり五箇条の御誓文の作成に携わる。
明治10年(1877)5月、病死。



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