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□ラムネ色の吐息
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「好き、「っごふ、!」…だよね、って大丈夫?」


さ、最悪。気管に入った。

いきなりの言葉に目を白黒させながらむせる私に、あまり悪いと思ってないような声色で『ごめん、驚かせた?』という言葉が後ろから飛んでくる。


…喉がヒリヒリする。




「いっつもラムネ飲んでるからさ」

「…だって暑いし、これ美味しいし」

「イマドキの女子高生がラムネをぐびぐび飲まないデショ」

「……ウルサイ。」



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