すとーりー
□とある師匠のサプライズ
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北風がびゅうと鳴る
縁側に座っていた少女は はためく薄紅の羽織りの前を掴む
寒さの中彼女が呆れ顔で見ているのは
「キサマァ!舐めるのもいい加減に・・・こら!逃げるなあああ!!」
「嫌だ。 うっかり燃やしたら絶対うるさい めんどくさい」
「んなっ! う うっかり!? めんどいだと!!」
とっても見慣れた光景。
怒声と共に竹刀を振り回す白い髪の少年と 飄々と逃げる長い銀髪の青年
少女は ようも毎度毎度飽きないもんだ。とため息をついた
とある師匠のサプライズ