すとーりー

□豆豆豆まめまめま〜め〜
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「・・・・なあ 加工で考えたんだけどな

小豆って豆だよな」


「Σはっ 今は空前のスイーツブーム!」

「小豆の代わりにだだちゃ豆使う?」

「スイーツブームなのか?」

「きゃあ いいんじゃないそれ!」


「売り場ならいくらでも確保出来ますしね」 なにげに土地持ち


「じゃあまず幾つか案を
始めはインパクトのある物で客を引き付けねーと」


「はい」挙手

「あら さすが甘党ね」

「とりあえずこの辺貰っていい?」がさがさ

「あ じゃ僕も」がさがさ


「思い付いたんじゃないのか?」



「ひゃくぶんより一見だから」 ひらがな

「ちょっと作って来ますねー」


豆抱えて台所たったかたー






「は?」

「あの子お菓子造れるのかしら」

「とりあえず うちの親父なめんなよ」きらーん

「何格好つけとんのだ」





(なんやかんやで数時間)






「だだちゃ豆生地に練り込んで小豆サンドブッセ」


「きゃああおいしそう!」


「なんだこの出来っ!?」


「なんだかんだで器用ですからね
僕のはだだちゃ豆のムースの上に果物と生クリームたっぷりパフェです
生クリームの上にこれまただだちゃ豆ペースト使用のミニサイズわらび餅を乗せて上から黒蜜かけます」


「豪華だな」

「スイーツの主な客層は女性ですからね
小さめに作って綺麗に盛り付け 豆のイメージを払拭する事が大事です」


「甘い物は青臭さを取るのも大事だから生地に練り込んだりムースにしたり」



「お前らプロか」



「こんなのも
ダイレクトにだだちゃおはぎ」


「綺麗な緑

「あ ホントに小豆の代わりにしたんですね」

「・・・ほう」商売人の顔


「こちらはだだちゃ豆と普通の生地をマーブルに焼き上げたスポンジにマロンクリームでトッピングのモンブランです」


「お前らパティシエにでもなる気かっ!」


「いやー これマジでいい
売れるなこりゃ」


「まだまだ試作品ありますよ?」



「・・・・ちょっくら 店の場所考えて来る」 メモ持って外出



「じゃあとりあえず全部見せて
アタシそういうのうるさいから




「泡立て手伝え」がしっ

「なっ ちょコラ離せ!
何故男が菓子作りなどっ」 ずるずる




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