人名事典

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【さやか (さやか)】
漢字では「明か」「清か」。
『冴える』と同源。
@はっきりしているさま。あきらか。
A音声の冴えて聞こえるさま。

【篠 (しの)】
@細くて群がり生える小さい竹。ヤダケ・メダケの類。篠の小笹。篠の葉草。
A綿糸紡績・毛糸紡績・絹糸紡績などの中間製品の一。不純物を除き十分に開かれた繊維を、糸にするためにほとんど撚りの加わらない太い紐状にしたもの。
B甲冑に付属する籠手・膝当などの材料。縦長の鉄板。
C篠笛の略。

【忍 (しのぶ)】
@シノブ科のシダ植物。茎は淡褐色の鱗毛を密生。葉柄は淡褐色で、長さ約5〜10p。葉は数回羽状に分裂。根茎をからみ合わせてしのぶ玉・釣忍(つりしのぶ)として観賞用に軒下などに吊るす。シノブグサ。
A忍摺(しのぶすり)の略。
B襲(かさね)の色目。表は薄い萌葱、裏は青。
C忍髷(しのぶわげ)の略。

【純一 (じゅんいち)】
熟語の読みとしては「じゅんいつ」。
@混じりけのないこと。
A飾り気がないこと。偽りのないこと。

【環 (たまき)】
@腕飾りの一。古代、玉・鈴などを紐に通し、ひじにまとった輪形の装飾品。
A弓を射る時、左の肘を覆う具。弓籠手(ゆごて)。
《環》という漢字の意味は、
@◎型の輪の形をした玉。腕輪や指輪などに用いる。転じて広く、輪の形をした物。
Aめぐる。めぐらす。まわる。ぐるりとまわる。また○型にとりまく。かこむ。
Bもどる。もとの地に帰る。

【千歳 (ちとせ)】
@千年。せんざい。
A多くの年。数え尽せないほどの年。
万葉集(18)「かざしつらくは―寿(ほ)くとそ」

【千鳥 (ちどり)】
@多くの鳥。
A(数多くの群れをなして飛ぶからか、また、鳴き声からか)チドリ目チドリ科の鳥の総称。河原などに群棲し、歩行力も飛翔力も強い。イカルチドリ・コチドリ・ムナグロなどいずれも美しい。世界に約60種、日本には12種が分布。古来、詩歌では冬鳥とされる。冬の季語。

【縫 (ぬい)】
@縫う。両側から近寄せて、真ん中で縫い合わせる。
Aつぎ合わせる。
Bものの間を通る。

【春霞 (はるか)】
熟語としての読みは「はるがすみ」
@春の季節に立つかすみ。春靄(しゅんあい)。春の季語。
A枕詞としては、「春日(かすが)」「立つ」「ゐる」「おほ」などにかかる。

【春木 (はるき)】
(秋田・新潟・岐阜県で)たきぎ。また、割った薪。

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