日和

□初めてのお願い
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妹子「太子ー、太子ーーーっ!」


今日も太子を探し回る。

仕事をほったらかしている太子を連行するのが僕の日課になっている。




太子は僕の上司であると同時に、倭国の一番上に立つお人だ。


そんな大層なお方が何故、おおっぴらにサボっているのかは理解に苦しむが、
威張りくさっているよりはよっぽどいい。






そして、本当はしっかりしたところもあることを僕は知っている。




何だかんだでこの倭国が大好きなんだ。
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