「Line」

□ウエディングなら
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数時間後、ようやく目的地に近付いてきた

「なんか…………山ばかりですが‥あってますか?場所」
怪訝そうな表情で聞くと、苦笑いをしながら
「合ってるって」
という

「ツナもああいう立場だからさ、秘密裏にやるんだよ式。」

「なんですか?」
ツナがドン・ボンゴレだということを知っている↑

「ほら、ハルを囮にとられたらボンゴレは崩れちまうだろ?」

「そう…ですね。ハルさんも辛い思いを、してしまいます…」
例えば誘拐されたら、怖いし…私だったら自分が足手まといでは無いかと疑心暗鬼になると思います

「ま、ツナがちゃんと護ってりゃ危険はねーわな!心配するこたぁねーよ」
少々暗くなった利央の頭を、運転中にも関わらず撫でてくる

キキッとブレーキ音がして、車が止まった

「着いたぜ」
そういって、車をおりる山本
利央も車をおりると、目の前にある建物をみる

「でっか!…しかも広い!」
目の前に広がるのはまるで城のような豪邸だ

「中庭にチャペルがあって、そこどやるんだと。」
唖然と見上げていた利央に、入口(普通のドア2つ分くらい大きい)を指差しながらいう

「落ち着いてますけど…驚きませんか?

大きすぎでしょう…」

「ボンゴレの持ちもんだしな、ボンゴレに入った時に見せられたんだ、さすがにそんときゃ驚いたがな」
爽やかに笑う山本に再び凄いと賞賛を贈りたい(by管)

スタスタと歩いていく山本に続き、城のような豪邸に入っていく



「中もかなり広いですね…」
グルリと囲む豪華な造りに、おもわず声をこぼす

「だよな〜…っと、控室いくか。
ツナたちもそろそろ着替え終わってる筈だからな」
山本がそういって、城のような豪邸の中の廊下を突き進む






しばらく歩いて、チャペルに近いらしい部屋の扉をノックした
近いらしい、というのは利央がチャペルの場所を知らないからだ

「じゃ、俺はツナんとこ行ってくっから。」

「はい、私はハルさんといますね」
そういって、一つの部屋の前で山本と別れると部屋の扉をノックした

中からの返事を耳にすると、そ〜と扉を開けた

「利央さん!」

「は、ハルさん!」
見違えた…と思うくらい、とても綺麗だ

肩紐の無い純白のシルク製ドレス(しかもトレーンはなく床ぴったりの長さ)に身を包み、二の腕まである手袋(?)を着けている

「すごく素敵です!」
パイプ椅子に座るハルに、そういうとハルは照れくさそうにお礼を言った

「利央さんも素敵じゃないですか!」
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