短編

□パステルアートな恋模様
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※夢小説じゃありません。

人生で初めて書いたBL小説見つけました(゜▽゜)
羞恥心に苛まれながらも公開してみる←









「新一っ」

「んだよ」

「抱きしめてもいいですか!」

「うざい」

「…………」


キラキラと、何かをねだるような眼差しで問いかけた快斗を新一は一刀両断した。


同じ顔をした青年はよほどショックを受けたらしく、握り締めた拳をそのままにしゅんとうなだれていた。

まるで飼い主に懐いた犬だ、と思う。
自分の言動一つでこうも喜怒哀楽を左右されるのだから。

しかしそんな快斗を見て新一は焦る。

――こんな顔させたいわけじゃなかった。




「…………く、なって」



「え?」



「だからっ

一々聞くなって言ってんだよ!」


「!」




快斗はぱちりと目を見開く。

その一方で顔赤く染めた新一は手に持っていた雑誌に顔をうずめた。


一々聞くなというのは、一々聞かなくてもそうして良いということのようで―――


理解した瞬間に、先程よりも瞳を輝かせた快斗の表情は歓喜に満ち溢れていた。


 


「…新一、抱きしめてもいいですか」


「うざい…」


彼の照れ隠しだとわかったその言葉はもはや刃を持たない。

真っ赤になりながら悪態をつく新一を、快斗は微笑みながらぎゅっと抱きしめた。




パステルアートな恋模様


2011/4/11
(当時のあとがき)

記念すべき初BL小説です(笑)
甘甘のいちゃいちゃにしてみましたー♪

いやあもう快新やばいんです私の中で大ブームッ!

ヘタレヘタレな快斗が好き。ツンツンデレデレな新一が好き。
つまり二人大好き。
あーもう可愛い過ぎるこいつら!(落ち着け


(現在)
…だそうで^^まじで落ち着けww
昔すごい素敵な快新サイトにおじゃまさせていただいていたことがあって、熱がうおおーってなってる時に友人に唆されて書いた小説でした。懐かしい。
さらに当時はBLを夢サイトに置くのはなぁ〜…ってサイト分けようと色々頑張っていたんですがそんな器用なことできるわけもなく。非公開で数年ほったらかしにしていたんですよね。
もう色々面倒だしどうせ自己満のサイトだからいいや混ぜちゃえ!ってことでここの短編に置いておきまーす^^

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