短編
□LOVE、LOVE、LOVE!
1ページ/1ページ
暖かな光が差し込む部屋の中。
時折耳に入る鳥の囀りに耳を傾けながら、私はアラジンと二人のんびりとくつろいでいた。
今日は取り立てて急ぎの用事もない。
ころころとベッドの上を転がって休日を堪能するだけ。
ああ、幸せだなぁ。
しかもその幸せはアラジンが隣にいることで倍増する。
大好きなアラジンと一緒にいるだけで、私は幸せいっぱいなのだ。
「アラジンー、ぎゅー」
ふと人の温もりが恋しくなって、私はアラジンに向かって手を伸ばした。
こんな気まぐれにもアラジンはいつもくすりと笑って応えてくれる。
「ぎゅーっ」
すぐに私の胸に飛び込んできてくれた小さな温もりをきゅっと抱きしめる。
……その、彼は出会った時から特に胸に顔を擦り付けてくるような気がするんだけど、これは気のせい?
まぁ、アラジンはだからいいかなと思ってそのまま放置しているけど。
むしろ可愛いとか思っちゃう私は重症なのかな。
アラジンはまだ小さいし。うん、よしとしよう。
「(あ、そういえば…)」
『アラジンは…晴れた日ざしのような
それと羊の乳のような優しい匂いがします。』
小さな彼をきゅうきゅう抱きしめて、その髪の毛に頬を寄せた時にふとモルジアナが言っていたことを思い出した。
「?
なんだい?」
「ちょっと失礼…」
私は特に深く考えるでもなくそっとアラジンの両肩を掴んで、さっそくその真偽を確かめるべく彼の首筋に鼻先を埋めてみた。
「(あ…)」
すうっと息を吸った瞬間、なるほど太陽みたいな、柔らかくて暖かい匂いがした。
モルジアナが言ったことがわかる気がするかも。
と思っていたら首筋に私の前髪が当たったのだろう、くすぐったそうに身を捩ったアラジンが腕の中で震えた。
「名前?…んんっ、くすぐったいよ…」
「あ、ごめんごめん!
前にモルちゃんが言ってたことを思い出して…アラジンは優しい匂いがするね」
「えっ、そうかい?」
「うん…この匂い好き。
安心する匂い。」
そう言うと、アラジンはきょとんと私を見つめた。
子ども特有のくりくりした大きな瞳がキラキラと綺麗で思わず見入った。
「えへへ、なんだか照れちゃうなぁ」
「もちろんアラジンも好きだよ」
「うん、ありがとう!
僕も名前のことが大好きさ!」
私たちはにっこり笑い合うと再度ぎゅう〜っと抱き締め合う。
すると、何かを思いついたように私の首に腕を絡めたアラジンがぐいっと近づいた。
何かなと思う前に、そのまま私と同じように首もとに顔を寄せるとすんすん匂いを嗅いでこう言った。
「名前もとてもいい匂いがするよ。甘くて優しくて、眠くなっちゃうような匂い。」
私の肩にコテンとアラジンの頭が置かれる。
「ふふっ僕ね、名前といるとすごく嬉しい気持ちになるんだ〜」
「アラジン…」
「だから、これからもずっと一緒にいておくれよ。名前」
そう言って甘えるように身を寄せてくるアラジン。
やばい、きゅんとした。
だって今のセリフとこの可愛い仕草。
母性愛的なのもくすぐられてなんだかもうアラジンが愛しくて仕方がない。
「うん、もちろん!
ずっとずっと一緒だよ!」
「ずっとずっとかい?」
「うん!ずっとずっとずぅーっとだよ!」
約束ね、と小指を絡めればパァアアと笑顔になったアラジン。後ろには花が舞い散っているかのよう。
そのはしゃぐ様子がとっても可愛くて、私は頬を緩みっぱなしにしながら思いっきりアラジンを抱きついた。
(も〜アラジン可愛い!ぎゅっぎゅ〜!)
(ぎゅっぎゅ〜!)
2011/10/29
アラジン可愛いよアラジン!
アラジンもっと書いてもいいのよメッセージを頂いてマギ熱上がりっぱなしの私です^^^w
アラジンにぎゅっぎゅっぎゅっしたいなぁー!あのすべすべもち肌(妄想)に抱きつきたい。まじで。ふにふに。
あとは特にジャーファルとか大好きー!甘えたい!お兄さん、たまにお母さん!←
ジュダルとシンドバッドは強いイケメンだから大好き!
アラジンはアリババとモルジアナと三人でほのぼのしてるのが一番好き(*´∀`*)
ピスティちゃんも可愛いよね!あの姿で同い年とか!鳥さん乗りたい!
ヤムライハとシャルルカンのコンビも好きだなぁ〜早くくっつけい!
っていうかマギは服装独特で面白いよね
ヤムさんの貝殻どうやってくっついてるの……