TOV大百科

【て】 3件

【ティソン (てぃそん)】
 ギルド「魔狩りの剣」のナンバー2。
 細身の肉体ながら、凶暴かつ変幻自在な戦いぶりで敵を圧倒する。
 「魔狩りの剣」の理念に賛同すると同時に、戦いの興奮それ自体を好んでいる節もある。
 無口なクリントに代わり、しばしば交渉に当るほか、前線に出向くことも多い。


【帝都ザーフィアス (ていとざーふぃあす)】
テルカ・リュミレース唯一の国家である帝国の首都。

 巨大な剣の形をした結界魔導器(シルトブラスティア)を戴くザーフィアス城を中心に、
 上流階級が暮らす貴族街、一般民の暮らす市民街、
 そしてより貧しい人々の暮らす下町が丘の上に同心円状に広がっている。

 あらゆる都市結界のうちでも最大最強を誇る、紋章を戴く四重環の結界で護られている。
 下町も結界に収まってはいるが、城壁の外側に位置している。
 城は皇帝の住まいだが、政府に相当する評議会と、
 軍事を統括する騎士団の本部も兼ねている。

 多くの魔導器を抱える極めて古い街だが、そのあらましはほとんど知られていない。


【テルカ・リュミレース (てるかりゅみれーす)】
万物を構成する源エアルとそのエアルを糧に作動する
 魔導器(ブラスティア)によって支えられる世界テルカ・リュミレース。

 人々は都市を巨大な結界で包むことで、魔物から護られ安全に暮らしていた。
 世界を統治するたったひとつの帝国は、旧文明の遺産である魔導器を
 厳しい統制化に置いたため、時と共にその恩恵は一部の人々に偏っていった。

 これに反発した貧しい人々は権利を求めて互助組織ギルドを設立、
 衝突と和解の歴史を経て、双方が絡み合った複雑な社会が形成されるに至った。

 十年前には魔物が大挙して押し寄せた人魔戦争があり、また先の皇帝崩御後、
 帝国では空位状態が続いてはいたが、世界は概ね平和に見えた――



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