第一部
□03
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蓮華様から渡された紙には『大切なものをなくしました。探してください。３丁目１６番地火車坊のカシ』と書かれていた。文句を言う隙をもらえなかったので、とりあえず３丁目１６番地のカシさんの所まで行くしかないだろう。３丁目といえば、工場地区で有名だ。３丁目に住んでいるということは工場で働いている人だと思われる。
｢大切なものってなんだろう…。｣
楓は３丁目に向かった。
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ｶｽﾀﾏｲｽﾞ
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