BOOK08

□06.汚して抱きしめた
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俺の精液まみれの君は綺麗だった。
それでも綺麗だった。

顔に涙のように飛び散った白濁。
腹や可憐な乳首に練乳のように飛び散った白濁。
後孔から溢れて腿を伝う白濁。

俺の精液で汚れた獄寺。
それでも俺は酷く興奮した。


今日、獄寺の家に押し掛けて、獄寺を無理矢理押さえ付け縛り付けて、無理矢理犯した。

無理に俺の太い凶器を呑み込んだ後孔は可哀想なくらいくぱあと開いたままで、そこから流れる白濁には、入口が切れたのか少量の血も混ざっていた。
首や肩には俺の歯形やキスマークが。

獄寺の眼は虚ろとして遠くの床を眺め、俺が何か喋る度に涙を床に向かって流していた。


「もう俺だけのものだな、なあ、獄寺」


力の入らない君を、俺で美しく汚れた君を抱き締めた。
抱き締めながら思ったことは、何も考えずに力任せに獄寺を抱き締めて、骨までぐしゃぐしゃになるまで抱き潰したい。

そんなゾクゾクとするようなリアルなことだった。



End

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